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ハック バイオテクター・ブランド 型式:B3500シリーズ

B7000シリーズで実績を積んだ湿式2段階酸化方式を継承し、上水やボイラー水、最終放流水、回収水といった比較的低濃度なアプリケーション向けに開発されたB3500Cシリーズ。コンパクトな筐体に酸素濃縮器を内蔵して、試薬の補充頻度も6ヶ月以上と、扱い易さも大幅に向上しました。

 *高濃度対応のB3500e、低濃度対応のB3500C-ULが登場に、ラインナップも充実!

 

主な特長

・ 測定レンジ B3500C: 0-25ppm (オプション:0-100ppm)
        B3500C-UL: 0-5ppm
        B3500e: 0-250ppm (オプション:0-1,000ppm)
・ 測定毎の自動セルフクリーニングにより、内部清掃や濾過フィルター交換などのメンテナンスから解放
・ 標準でCOD、BOD値への換算表示が可能
・ オプションで最大2流路+マニュアル入路まで拡張可能(B3500eは1流路+マニュアル入路のみ)
・ 結晶成分(塩濃度26%、カルシウム濃度12%)や、フッ酸等の腐食性成分を含んだ排水も測定可能 
・ 固形分最大粒径:100μm

 

測定原理・方式

BioTectorは特許取得した独自方式である2段階湿式酸化方式を採用しています。

1. TIC除去
pH値を1以下にし、サンプル中の炭酸塩、重炭酸塩等の無機性炭素化合物と酸を反応させ炭酸ガスとして放出。
放出された炭酸ガスは酸素ガスでNDIR検出器まで送られTIC値として測定。

2. TOC酸化
BiTector内部のオゾン発生器によって発生させたオゾンと水酸基を反応させてヒドロキシルラジカルを生成させます。このヒドロキシルラジカルの高い酸化力によって、サンプル中の有機物を酸化分解し、炭酸イオンとシュウ酸イオンを生成します。

3. TOC測定
炭酸イオンはpH値を2以下に下げることで酸と反応させ炭酸ガスを生成させます。
更に、オゾンと試薬に含まれるマンガンを触媒として作用させて、シュウ酸イオンから二酸化炭素を生成させます。
こうして得られた炭酸ガスをNDIR検出器に送り、TOC値を測定します。

測定方式の比較

   2段階湿式酸化方式 燃焼式 湿式+UV酸化方式
カルシウムや塩の影響 塩化物(最大30%)、カルシウム(最大12%)まで対応可能 燃焼炉に結晶が蓄積。頻繁な除去作業を要し、故障の原因にもなる 測定値に影響を与えるため一定レベルまで希釈が必要
サンプルラインでのバクテリアや藻の発生 セルフクリーニング機能で測定毎に洗浄が行われる サンプルチューブを詰まらせ、頻繁な洗浄やチューブの交換が必要
サンプル経路の洗浄 内径3.2㎜のサンプルチューブとセルフクリーニング機能により通常は分解清掃は不要 細いサンプルチューブ(例:0.2~0.5㎜)を使用し、微量注入器やマイクロ・スライダーバルブの保護のため、フィルターの設置と定期的な洗浄が必要
油脂やグリス 粘度の高い油脂類でもセルフクリーニングで除去 定期的に測定を停止し、分解洗浄とメンテナンスが必要
測定値のドリフト 5%以下/年
通常の校正周期は6ヶ月間
燃焼炉への結晶の蓄積や、IRベンチの汚れにより2~3日毎の校正が必要 不完全酸化物の付着やUV光源の劣化などにより2~3日毎の校正が必要
内部洗浄 サンプル流路と反応炉を測定毎に自動洗浄 分解内部洗浄を行うため、その度に1時間程度は測定を停止する必要

測定値ログやエラーログなどのデータは4GBの大容量SDメモリカードに簡単に書き込め、PCでもすぐに読み出せます。

 

メンテナンス性

【セルフクリーニング機能】
分析が終わったサンプルはH2程度の酸性を保ったまま、貯蔵槽へ蓄えられます。 次回の測定を行う前に、蓄えられたサンプルは洗浄液として内部流路とサンプルチューブを逆送され、セルフクリーニングを実行します。
これにより、サンプルチューブに付着した油脂類や、バクテリア等の分解・殺菌が行われ、サンプルの流路は常にクリーンな状態が保たれます。
比較的綺麗なサンプルや、マニュアル測定(バッチ測定)の場合には、セルフクリーニング機能をOFFにすることで、サイクルタイムの短縮やボトルサンプルの希釈防止となります。

【大口径サンプルチューブ】
内部でも大口径のサンプルチューブを使用することで、汚れや目詰まりから解放されます。

 

仕様

測定原理

測定項目 TOC、TIC、TC (VOC、COD、BOD)
分解酸化方式 湿式2段階酸化方式(ヒドロキシルラジカル)
検出方式 NDIR法

測定

測定レンジ B3500C:0-25mg/L (0-25ppm)  [オプション:  0-100mg/L (0-100ppm)]
B3500C-UL:0-5mg/L (0-5ppm) 
B3500e:0-250mg/L (0-250ppm)  [オプション:  0-1,000mg/L
      (0-1,000ppm)]
レンジ設定 1または2種類の濃度レンジから選択(自動/手動)
再現性 読み値の±3% または ±0.03mg/L (30ppb)
測定下限値 0.06mg/L (60ppb) @0-25ppmレンジ (B3500C)
0.006mg/L (6ppb) @0-5ppmレンジ (B3500C-UL)
最少測定サイクル時間 5分30秒 (代表値)

装置

測定流路
(オンライン、オフライン合計)
標準オンライン1流路 (最大オプション: オンライン2流路、オフライン1流路)
サンプル水量 最大12mL (1サイクル)
サンプル水温 2 - 60℃
サンプル粒子径 最大100μm
供給計装空気 1.5bar、露点-20℃以下 [オイルミスト、ダスト等の混入がないこと]
寸法(H x W x D) 750mm H x 500mm W x 320mm D
重量 46㎏ (代表値)
電源電圧/消費電力 AC100V or 230V (発注時に選択) / max 100W
動作環境温度/湿度 5 - 45℃ / 5 - 85% (但し、結露しないこと)
内部データ記憶数 直前までの測定データ: 9999個
警報出力 リレー出力 4ch
アナログ出力信号 4 ~ 20mA DC 4ch
データ出力ポート SDメモリカード [オプション:Modbus, Profibus, Ethernet]

対応規格

- DIN-EN1484
- US EPA 415.1
- ASTM D5173: 97(2007)
  Standard Test Method for On-Line
    水中の炭素化合物は下記の方法でモニターされます。
    湿式化学酸化、UV酸化、または燃焼酸化の後、
    NDIRガス方式、または電気伝導率法で検出
- DIN 38409-H3
- ISO 8245

    Note) BioTectorの二段階湿式酸化方式はMcertの認証を得ています。

防爆エリア仕様

ATEX: Zone 2
ETL: Z-Purge, Class 1 Div 2, Groups A-D, T4

 

動画

BioTector System-C TOC analyzer
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