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ハック バイオテクター・ブランド 型式:B7000シリーズ

全世界で20年にわたり1,700台以上の販売実績を誇るBioTectorのTOC計は、特許取得した独自の2段階湿式酸化方式で、他の方式では真似の出来ない「最高99.7%」にも達する圧倒的な稼働率、および高い信頼性と優れたメンテナンス性により、工場の維持・運営コストの低減に貢献します。

*新型 B7000i 登場
 酸素濃縮器を内蔵し、より使い易くなりました。

 

特長

・ 測定毎の自動セルフクリーニングにより、内部清掃や濾過フィルター交換などのメンテナンスから解放
・ 粒径2mmの固形分、最高100,000ppmの濃度まで、希釈やフィルタリングなどの前処理が不要
・ 標準でCOD、BOD値への換算表示が可能
・ オプションで最大6流路、全窒素/全リン測定にも対応
・ 結晶成分(塩濃度30%、カルシウム濃度12%)や、フッ酸等の腐食性成分を含んだ排水も測定可能

 

測定原理・方式

BioTectorは特許取得した独自方式である2段階湿式酸化方式を採用しています。

1. TIC除去
pH値を1以下にし、サンプル中の炭酸塩、重炭酸塩等の無機性炭素化合物と酸を反応させ炭酸ガスとして放出。
放出された炭酸ガスは酸素ガスでNDIR検出器まで送られTIC値として測定。

2. TOC酸化
BiTector内部のオゾン発生器によって発生させたオゾンと水酸基を反応させてヒドロキシルラジカルを生成させます。このヒドロキシルラジカルの高い酸化力によって、サンプル中の有機物を酸化分解し、炭酸イオンとシュウ酸イオンを生成します。

3. TOC測定
炭酸イオンはpH値を2以下に下げることで酸と反応させ炭酸ガスを生成させます。
更に、オゾンと試薬に含まれるマンガンを触媒として作用させて、シュウ酸イオンから二酸化炭素を生成させます。
こうして得られた炭酸ガスをNDIR検出器に送り、TOC値を測定します。

測定方式の比較

   2段階湿式酸化方式 燃焼式 湿式+UV酸化方式
カルシウムや塩の影響 塩化物(最大30%)、カルシウム(最大12%)まで対応可能 燃焼炉に結晶が蓄積。頻繁な除去作業を要し、故障の原因にもなる 測定値に影響を与えるため一定レベルまで希釈が必要
サンプルラインでのバクテリアや藻の発生 セルフクリーニング機能で常に殺菌処理が行われる サンプルチューブを詰まらせ、頻繁な洗浄やチューブの交換が必要
サンプル濾過フィルターの必要性 内径3.2㎜のサンプルチューブでφ2㎜の粒子までならフィルタリング不要 細いサンプルチューブ(例:0.2~0.5㎜)を使用し、微量注入器やマイクロ・スライダーバルブの保護のため、フィルターの設置と定期的な洗浄が必要
油脂やグリス 粘度の高い油脂類もセルフクリーニングで除去 定期的に測定を停止し、分解洗浄とメンテナンスが必要
測定値のドリフト 5%以下/年
通常の校正周期は6ヶ月間
燃焼炉への結晶の蓄積や、IRベンチの汚れにより2~3日毎の校正が必要 不完全酸化物の付着やUV光源の劣化などにより2~3日毎の校正が必要
内部洗浄 サンプル流路と反応炉を測定毎に自動洗浄 分解内部洗浄を行うため、その度に1時間程度は測定を停止する必要

測定値ログやエラーログなどのデータは4GBの大容量SDメモリカードに簡単に書き込め、PCでもすぐに読み出せます。

 

メンテナンス性

【セルフクリーニング機能】
分析が終わったサンプルはH2程度の酸性を保ったまま、貯蔵槽へ蓄えられます。 次回の測定を行う前に、蓄えられたサンプルは洗浄液として内部流路とサンプルチューブを逆送され、セルフクリーニングを実行します。
これにより、サンプルチューブに付着した油脂類や、バクテリア等の分解・殺菌が行われ、サンプルの流路は常にクリーンな状態が保たれます。
比較的綺麗なサンプルや、マニュアル測定(バッチ測定)の場合には、セルフクリーニング機能をOFFにすることで、サイクルタイムの短縮やボトルサンプルの希釈防止となります。

【大口径サンプルチューブ】
一般的なTOC計の細いサンプルチューブに対し、BioTector TOC計は内径3.2mmの大口径サンプルチューブを使用することで、汚れや目詰まりから解放されます。

 

仕様

測定原理

分解酸化方式 TOC (VOC, COD, BOD)/TN:  湿式2段階酸化方式(ヒドロキシルラジカル)
TP:  湿式2段階酸化方式 + 加熱・加水分解
検出方式 TOC (VOC, COD, BOD):  NDIR法
TN:  吸光光度法(217nm 紫外光)
TP:  吸光光度法(485nm 紫外光)

測定

最少レンジ TOC (VOC, COD, BOD):  0-0.5mg/L ~ 0-5 mg/L
TN:  0-19mg/L ~ 2-55mg/L
TP:  0-11mg/L ~ 7-108mg/L
最大レンジ TOC (VOC, COD, BOD):  0-100,000mg/L
TN:  0-6,750mg/L ~ 480-20,000mg/L
TP:  0-4,250mg/L ~ 1,440-42,500mg/L
レンジ設定 事前設定した3種類の濃度レンジから選択(自動/手動)
再現性 読み値の±3% または 測定レンジに応じた代表値のどちらか大きい方
ドリフト 5%以下/年
最少測定サイクル時間 TOC測定:  <7分
TN測定:  TOC <7分、TN <2分
TP測定:  TOC <10分、TP <8分

装置

測定流路
(オンライン、オフライン合計)
最大6流路(オプション)
但し、TP測定の場合は最大3流路(オプション)
サンプル水量 0.02 ~ 10ml (1サイクル、濃度レンジにより自動調整)
サンプル水温 2 - 60℃
サンプル粒子径 最大φ2㎜までの柔らかい粒子
寸法(H x W x D) 1,250 (1,500, 1,750)mm H x 750mm W x 320mm D
重量 90㎏ (TOCのみの標準モデル) ~ 120㎏
電源電圧/消費電力 AC100V-120V  又は AC200-250V  (50/60Hz) / max 300W
動作環境温度/湿度 5 - 40℃ / 5 - 85% (但し、結露しないこと)
内部データ記憶数 直前までの測定データ: 9999個、直前までの不良履歴: 99個
警報出力 リレー出力 x2 (標準、オプションで追加可能)
アナログ出力信号 4 ~ 20mA DC (測定サンプル流路数やオプション追加でCh数を拡張可能) 
データ出力ポート SDメモリカード, RS232C (プリンタ、データロガー、PC接続) (オプション:Profibus, Ethernet)
 

オプション

酸素濃縮器

屋外設置用全天候型ハウジング

防爆エリア仕様
ATEX: Ex II 3G Ex pz T4
ETL: Z-Purge, Class 1 Div 2, Groups A-D T4

 

動画

BioTector B7000 Overview
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BioTector B7000 from Hach Company
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Hach BioTector B7000 TOC Analyzer
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BioTector Wins Prestigious Product Leadership Award
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